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売電と自家消費、どっちが得?【FIT低下時代の考え方】

更新: 2026-07-03

太陽光で作った電気は「売る(売電)」か「自分で使う(自家消費)」かで、得られるメリットが変わります。FIT単価が下がるなかでの考え方を整理します。

売電(FIT)とは

発電した電気を電力会社に買い取ってもらう仕組みです。買取価格(FIT単価)は国が年度ごとに定めます。10年間の買取期間が終わると(卒FIT)、単価は各電力会社の買取価格(目安10円前後)に切り替わり、下がります。

2026年度の売電単価(初期投資支援スキーム)

2026年度(令和8年度)の住宅用(10kW未満)は、初期投資を早く回収できるように前半を高くした二段階の単価になっています。

期間買取単価
1〜4年目24円/kWh
5〜10年目8.3円/kWh

10年間ならすと平均 約14.6円/kWhです。前半4年で多く売電し、後半は自家消費に回すほど有利になりやすい設計といえます。

  • 出典:資源エネルギー庁/経済産業省「2026年度以降のFIT・FIP制度における買取価格」(確認日 2026-07-04)。
  • 上記は目安です。対象区分・適用条件・単価は改定されるため、契約前に必ず資源エネルギー庁の公式で最新値をご確認ください。

自家消費とは

発電した電気を自宅で使うことです。電気を買わずに済むため、買う電気の単価(電気代)ぶんが節約になります。電気代は上昇傾向にあるため、自家消費の価値は相対的に高まっています。

どちらが得か

売電単価が電気代より安い場合、「売る」より「自分で使う」ほうが得になりやすいのが近年の傾向です。日中の発電を自宅で使い切れれば、その分お得になります。

自家消費を増やすには

  • 在宅時間の長い家庭は昼の電気を使いやすく有利。
  • 蓄電池を併用すると、昼に発電した電気を夜に使えて自家消費率が上がります(ただし初期費用がかかる/蓄電池は必要?)。
  • エコキュート・EV充電など、昼に電気を使う工夫。

試算してみる

売電と自家消費の割合(自家消費率)で回収年数は変わります。回収年数シミュレーターで自家消費率を変えて、メリットの違いを確かめましょう。売電単価(FIT)は資源エネルギー庁の公式で最新をご確認ください。

本記事は一般的な情報提供であり、個別の助言ではありません。太陽光・蓄電池の費用相場・売電単価(FIT)・補助金は制度改定や業者・地域で大きく変わり、記載の金額はすべて目安です。売電単価は資源エネルギー庁、補助金は各自治体・SIIの公式で最新をご確認ください。実際の金額は業者の見積もりでご確認ください。

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